[Stage15]
2級-2級-1級-超級-1級とキツイ山岳が5つもある今大会屈指の難関ステージ。翌日に休息日を控えて総合・山岳で色々動きが期待されていたところで最後の山岳をトップで抜けたのがヴィノクロフというのが本当に驚きで。昨日の14Stageで散々遅れまくって「もう駄目だ」としか思えなかったのに一日できっちり立て直してきた辺り見事としか言いようが無いですね。去年のランディスを思い起こさせます(^ ^ゞ
そして当然そのままステージ優勝。やっぱこの選手は凄いわ……
メイン集団では総合トップ2が最後の1級山岳頂上付近で壮絶なタイマンバトル。仕掛けるコンタドールも凄いし辛うじて凌ぐラスムッセンも凄い。結局決着はつかず同タイムゴールになっちゃいましたが小柄な山岳系選手2人が総合優勝を争ってるのは本当見ていて熱い。総合3位のエヴァンスとの差が更に開いたので次ステージでよっぽどの事が無い限り総合優勝争いはこの2人に絞られたと思って良いでしょうね(^ ^ゞ
[Stage16]
ピレネー最終日はツール恒例のオービスク峠での山頂ゴールとなる山岳コース最終日。当然山岳賞や総合での決戦が期待される中始まる……筈だったんですが前日の休息日に「ヴィノクロフの13Stageでの血液Aサンプルにドーピング陽性反応が出たのでアスタナはチーム丸ごと自主リタイア」という悲しいお知らせが。今年のツールも結局ドーピング絡みの問題が出てしまったか……といった感じで残念です。
そういった事件があってもレースは続き、最後のオービスク峠を登る頃には気がつけば先頭集団が総合上位陣だけになってラスムッセンvsTeamDSC(コンタドール&ライプハイマー)に辛うじてついていくエヴァンスといった感じに。しかしラスムッセンが前Stage15での教訓を生かして淡々としたマイペースでアタックを処理していき、結局コンタドールもライプハイマーも決定的な仕掛けができないままフラムルージュ(残り1km)をくぐったところで逆にラスムッセンがアタック。一気にDSCの二人を引き離して1kmを駆け抜けてのステージ優勝ですよ。総合でのコンタドールとのタイム差も3’10″に開いたし、途中の走りも落ち着いた風格のあるものでしたし、本格的にマイヨ・ジョーヌの似合う選手になってきましたね。
いやはやホントお見事でした(^ ^ゞ
あと凄かったのが山岳賞2位のソレル。序盤から逃げに参加して山岳ポイントを稼ぎ、最後の山岳でも踏ん張ってステージ5位入賞を果たしてついに山岳ジャージを本物にしたりとか。バルロワールドにとっても嬉しい結果でしょうね(^ ^ゞ
[Stage17]
昨日のアスタナ撤退に引き続きモレーニのドーピングが発覚してコフィディスが撤退。さらに以前から指摘されていたラスムッセンの「所在報告義務違反」がこの時期になってすっぱ抜かれてラスムッセンがイエロージャージを着たままツール撤退とかどんだけー。
……ホント勘弁してorz
その関係で総合2位のコンタドールが拒否したのかレースディレクターの方針なのか今日はイエロージャージを誰も着ず、精神的にもう駄目になっちゃったのかレース途中でラスムッセンのチームメイトであるメンショフがリタイアし、集団の中を走るエヴァンスがカメラバイクに何かされたのかキレてコーラぶっかけるし、レースは続くし選手達も普通にスタートしたけどそれでも色々と違和感を感じるお通夜みたいなステージでした。中継・解説の方もそれに絡んだ話題が続きましたし。ちと色々と残念でしたね(´・ω・`)
[Stage18]
今日もパリへ向けてひた走る平坦Stage。流石に昨日の影響も薄くなったか普通に平坦らしい展開なんだけどプロトンがあんまり追う気が無かったりしてタイム差が開いたままになって先頭集団4人での駆け引きモード。でも決定的な抜けだしは起こらずに結局スプリント勝負になったんだけどゴール前が軽い上り坂だったので先頭飛ばしてたカザールがそのまま逃げ切り優勝と。TV中継始まる前の段階でカザールがわんことごっすんしたらしく結構擦過傷が痛々しかったんだけど勝ててよかったですな(=゚ω゚)ノ
あとポイント賞絡みで集団ゴールでのスプリント勝負があったけど昨日に引き続きしっかりボーネンが取ってツァペル・ハンターとのポイント差をきっちり開きましたとさ。後は最終日のパリゴールぐらいなのでボーネンのポイント賞も結構安泰かな?
あと少し解せないのが集団ゴールでのエヴァンスとコンタドールとの間に微妙な隙間があったのが何故か別グループ扱いされて3秒詰める結果に。流石にこれは厳密に取りすぎじゃないかのう?
この3秒とStage16山頂でコンタドールより先にチームメイトのライプハイマーがゴールしちゃった事によるボーナスタイムのロス4秒を含めた「7秒」がどう影響するか少し楽しみだったりして(^ ^ゞ
[Stage19]
最終決戦個人タイムトライアルはコンタドール、エヴァンス、ライプハイマーの総合TOP3による壮絶な争いになり、エヴァンスとライプハイマーがそれぞれ上位とのタイム差を一気に詰めるも最終的な総合順位までは変わらずマイヨ・ジョーヌを守ったのは若干24歳の新星コンタドールでしたと。
とはいえ総合上位三人の最終的な総合タイムが
1位:アルベルト・コンタドール(DSC) 87h09’18″
2位:カデル・エヴァンス(PRL) +00’23″
3位:リーヴァイ・ライプハイマー(DSC) +00’31″
と3週間かけて90時間近く走り続けておきながら約30秒差以内に収まってるというのが本当に凄いですな。1位2位が1分以内の差で競るというのはまだそれなりにあるんですがTOP3がここまでひしめきあってしかもその中に同じチームの選手が2人居るのなんて見たことないですよ。
[Stage20]
最終日は毎回恒例パリ-シャンゼリゼへの凱旋。曇り空だったのが残念だけど例年通りにまったりと完走を祝ってのパレード状態が続いてパリの周回コースへ。ちと残念だったのがこの頃には既に集団のペースが上がってて今年引退する選手を先頭で送るといったような事が無かった事。確かアクセル・メルクス今年で引退っしょ……
んで周回コースではきっちりアタックと吸収が繰り返されつつゴール前スプリントに持ち込まれ、最後ベンナーティが飛び出してそのまま逃げ切り優勝と。やっぱマキュアン居ないとスプリントの魅力が半減しちゃうとか思ってしまうマキュアン信者orz
総括は昨年同様別エントリってことで今年も三週間お疲れさまでした。
( ・∀・)つ0 とれたての~た~ま~ご~